今日のいい言葉(13)~人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒に振るか。
日々、暑くなりツツジの濃いピンクの花が緑に映えて、まぶしい今日この頃の東京。
本当に、皆マスクをしているので、これからの季節、顔がムレてかぶれないか心配ですね。
おむつかぶれではないけど、肌に優しいマスクが欲しくなります・・!
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さて、今日のいい言葉は、
人生はどちらかです。勇気をもって挑むか、棒に振るか。
これは、ヘレンケラーの言葉です。とっても有名で、一度は伝記を読んだりして知っている人ですよね。
目も見えない・・耳も聞こえない・・かんしゃくを起こしたりするヘレンに対して
サリバン先生は、とっても辛抱強く、様々なことを教えました。
冷たい水を手に流して「WATER」と何度も書いて、それが水、と教える。おかげで、3重苦という、話すこともできなかったのですが、抑揚はなくとも話せる状態までは出来るようになったそうです。
本当に、根気がないとできないことだと思います・・・!
普段、年相応の理解力があって、会話も通じる子供たちに対して、ちょっとしたことで教えこむことをあきらめてしまいそうな私は、このサリバン先生の姿勢にわが身を振り返ることがあります。
話しはそれましたが、この、ヘレンの言葉の中には、深い意味が込められています。
ハンディキャップがあることで、人より出来ないことをあきらめてしまうことは簡単でしょう。それでも、ヘレンは果敢に挑みました。健常の人でもできないようなことを、やってのけました。
13歳の時、ヘレンは、ヘラルド紙の記者から、「(重い障害があるのに)なぜ、そんなに楽しそうでいられるのか」と聞かれたそうですが、
「私は神様の贈り物のうち二つを失っただけです。その二つを除いていろいろな贈り物をいただいています。そのうちの一番大きなものは“心”です」
と答えたとのこと。その通り、視覚と聴覚の代わりに、触ったもので様々なものの様子が分かるように、触覚が研ぎ澄まされたようです。
人は、勇気をもって何かにチャレンジすることが可能な生き物です。
進むか、やめるかも自分自身ではありますが、勇気がちょっと足りないかも、と思うとき、このヘレンの言葉を思い出してはいかがでしょうか。
明日も、穏やかに過ごせますように。