心に染みる音楽 ~愛のことば
最近、真夏のように暑くて
でも太陽を浴びられることに幸せな気持ちを感じる菫です。
お日様がないと、植物も育たないし、美味しい空気を吸うこともできません。
ただでさえアスファルトにさえぎられた私達の土地では、まだ手付かずで残されている自然がいかに大切なものか・・・
最近、ようやく実感できるようになりました。
それと同時に、あんなに田舎に住むのは・・と思っていたのに、出来る事なら、静かに、穏やかに最低限必要なお金と共に、自然があふれるところで暮らすのも良いかな・・と、思ってしまいます。
本当に、ここのところの最近の、心境の変化は大きいです。
そんな中、私の「スピッツ愛」は、再燃してきました。
以前から好きでしたが、まったく聴かなくなってしまった時期もあったのです。多分、自分に余裕がなかったのでしょう。
また、ここ数ヶ月で聴くようになっています。中でも、この曲。
マサムネさんのセンスが光る、ちょっと寂し気な、はかなげな曲。
出だしの歌詞が最高なのです。
限りある未来を 絞りとる日々から 抜け出そうと誘った 君の目に映る海
これだけでノックアウトですよ!
日々、仕事に追われている自分。何かに動かされるように、働いて、ちょっと心を亡くしかけていたころ、救い出すマサムネ君。海に誘ったのでしょうね。
彼女の目に映る海をみている。海を見るのではなく、彼女の瞳を見ている。
ここが、この出だしの一文で二人の関係性がすごく分かるんですよね。もー。天才!
今 煙の中で 溶け合いながら 探しつづける愛のことば
傷つくことも なめあうことも 包み込まれる 愛のことば
この、「煙」っていうのが、よく聴くと反戦歌なんじゃないか・・・という声もあります。
そんな風にも受け取れるMVかもしれません。
でも、解釈は自由にして欲しいということで、スピッツは歌詞の解説をしないんですよね。
優しい空の色 いつも通り彼らの 青い血に染まった なんとなく薄い空
ここなんてちょっと分かりにくいと思いませんか?
青い血、といっているのは、空の青を血になぞらえているのでしょうけれど、
じゃあ、「彼ら」って?
神様たちなのかな。とふっと思うんですけれどね。
雲間からこぼれ落ちてく 神様達が見える 心の糸が切れるほど 強く抱きしめたなら
神様達。ここが、一神教の国でなく、八百万の神様がいる日本らしさをうかがわせます。
そう、どこまでもマサムネさんは日本男児なんですよね。日本語の素敵なところをたくさん伝えてくれる。
ああ、彼も神様のひとりに見えてきました。
とにかく聴いてみてくださいね。個人的には、このファッションも大好きです。
スピッツのライブ一緒にいったことあったよね。でも、疲れちゃって、ちょっと寝ちゃったよね。ごめん!
またスピッツのライブに行きたいなぁ・・。
明日も、穏やかに過ごせますように。