今日のいい言葉(22)~心が暗ければ出会うものすべて災いとなり、
今日のいい言葉は、真言宗の開祖、空海の言葉です。
大学での勉学に飽き足らなくなった空海は、19歳を過ぎた頃、山林での修行に入り、24歳でこの俗世の教えが真実ではないことを示したといいます。
心が暗ければ出会うものすべて災いとなり、心が太陽のように明るければ、出会うものすべてが幸いになる。
人は困難やハプニングが訪れた時、それをどうとらえるかで、その後の展開が変わってきます。
同じことでも、心の感じ方一つで、物事は良くも悪くもなります。
「心を太陽のように明るくしている」ことが、周りの出来事を幸せに照らしてくれるのです。
幸せだから明るいのではなく、明るいから幸せになる。
このことを空海が悟ったのは、やはり修行の成果と言わざるを得ませんし、また人間は1000年以上経っても
根本的には同じなのだと気づかされますね。
なるべく、心持を明るくしておきたいものです。