窓ぎわのトットちゃんから思うこと
今夜、「窓ぎわのトットちゃん」の映画を見た。
ドラマではない、アニメの方。
原作でイメージしていた家や、トモエ学園とは少し違っていたけれど、本の中のエピソード、特に泰明ちゃんに焦点を当てて丁寧に書かれていたのは印象的。
昭和初期の、西洋の香り漂う良いご家庭。その中で伸び伸びと、個性を大切にした学校に転校し、その子のもつまっすぐな良さを開花させていく。
ぼっとんおトイレにお財布を落とした時、汚物を汲みだしてお財布を探すトットちゃんに、「なにしてるんだい?」「あとで、もどしとけよ」とだけ言った校長先生。本当にいい先生だと思う。
私、だから大正時代の教育がすきなんだ。結局、子供達もそういう学校に通わせてきた。
私にも、心の底から好きだなって思える先生はいる。小1~3年に担任だったY先生。そして、中2~中3に担任だったS先生。
Y先生は、子どもの心の葛藤を理解して、そっとしておいてくれる度量があった。人の心の痛みの分かる先生だった。休み時間にはくっついて、腕を組んで、抱きついた。近いうち、会いにゆきます。
S先生は、もう少し私の中では恋心に近いものがあった。比較的若かったし(とはいえ年齢は20違うかな)、泣いてばかりの私を守ってくれた。今思えば、もっと弱かった自分を抱きしめつつ、自分で自分を守る強さを身に着けていても良かったのかもしれない。ただ私は、先生への恋心は、勉強にうまく投入することができた^^塾にいったせいもあるけれど、50点台の数学を最後、95点、女子1位までにUPさせた。あれは先生への思いだったんだろうなあ^^
良い先生との出会いは、心を落ち着かせる。今こうして私が元気で幸せでいられるのも、そのおかげだと思う。
同じくらいの人とも仲良くはできるけれど、やっぱり年上の人に心が動く。
ありがとうございます。
私も、先生と呼ばれているコミュニティがあるけれど、そんな風に誰かに影響を与えていると良いな。。。